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Stockholm2010-day3 pt.2

 ※以降は、ALICE COOPERとは大違いの愛情こもりまくった写真でお送りします
しかしメイデンはホンマ撮影難しい・・・
なぜならおっちゃんたち動き回りすぎるから。



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実際、最前列とはいっても端っこなのでした。

とはいっても最前列は最前列!めっちゃ観やすい!!!近い!
ブルースお立ち台がすぐそこ!
そして快適!!

・・・なんで???

なんで誰も押してこないんだい???

と思ってフト後ろを見ると

3列目より後ろの人々の足元は、雨水が川の如くごうごうと流れていたのでした。
そりゃそんな所に立ってられんわな・・・・・

最前列とその後ろぐらいまでは柵の延長で足元が地面より一段高く、
そして鉄板仕様だったため水害を逃れており
足が泥まみれになることもなく
そして後ろからの押しもほとんどないまま
こんなに楽して最前ライフを楽しんでいいのだろうかと疑問に思うほどでした。

その上フェスのネックストラップを配ってくれるというプレゼント付き。
ありがたく頂きました。

セットリストは事前にネットで見ていたとおり。

2000年以降のアルバムがたまらん大好きな私にとって
これ以上レアなセトリはないっちゅうぐらいでした!!!


一曲目のThe Wicker Manでエイチのイントロが聴こえた瞬間、
本気で鼻血が出るかと思った。




この曲で始まるなんて、あああああああ!!!

しかも続けてGhost Of The Navigatorてか!!!
一瞬、2000年のツアーの再現かと思いました。


Wrathchildは当然の如く盛り上がり。

ブルースめっちゃ元気!
そして声もめっちゃ絶好調!!!

MCを挟んでThe Final Frontierからの新曲・El Dorado。
これ、liveの方が断然カッコいいっすよ!


ボスはやっぱり短パンの方がカッコいいと思うんだー。




ブルースの最初のMC前。
止まらない「MAIDEN!!!MAIDEN!!!MAIDEN!!!」コールに
嬉しそうなブルース。
「俺、いつしゃべったらいいんだよ〜 笑」



誕生日ってこともあってか、ご機嫌さんのブルースでした。






うん、ボスはやっぱり短パンが良い。

続くDance Of Deathも超超久しぶりーーー
このツアーは一回しか行けてなかったから、
また聴けて良かった!

The Reincarnation Of Benjamin Breeg、
These Colours Don't Runの流れは、もう半泣き状態でした 笑。
AMOLAD好きすぎるし、このツアーは思い入れ一杯ありすぎるし!

ロニー・ジェイムス・ディオに捧げられたBlood Brothers。
実は私はこの曲苦手なのですが
liveで聴く分には全然問題なし。

Wildest Dreams、これもかなり鼻血出そうでしたわ〜
だいたい、アルバムのオープニング曲って問答無用に鼻血系ですよね。
エイチかっこいい!!!

No More Lies、イントロでは3アミーゴズ全員がバラバラに聴こえたんですが
きっと私の立ち位置のせいでしょうそうでしょう。



ニコとも全然合ってない気がしたのですが、これもメイデン独特の風味の一部かと。
しかしこの曲は鳥肌立ちましたよ!
"No More Lies!"の観客の大合唱も凄かったです。

これだけやってもまだこれからBrave New Worldって!!
改めて思う・・・名曲ですわ!
これも大合唱が凄かったなぁ。

Fear Of The Dark、文句なしに盛り上がりました!
AMOLADツアーでもやり、前回の黄金期ツアーでもやり、そして今回のセットリストのにも入るこの曲
もはや無敵ですな。ハリス先生、天才。

IRON MAIDEN、これはエディの登場テーマってことで
実はそんなに好きではないけど
やっぱりliveではもはや欠かせないですね。


Gachapinized Eddie 笑




"IRON MAIDEN"、このセットリストでは若干浮いた存在ですが
やっぱり"IRON MAIDEN!!!!!"と皆で歌うのは最高に気持いい!!です。

で、気付けばもうアンコール?!
ここまで、うそやろ?!?!ってぐらいあっという間でした。

アンコールの間は、ファンが"Happy Birthday Bruce〜♪"の歌でお祝い。
良い雰囲気です。


アンコール明けはThe Number Of The Beast、Hallowed Be Thy Nameと
もうどこで力抜いて良いのか分からない。






この時間帯になると、かなり気温が下がっていてとにかく寒かったです。
歌っているブルースの口から出る息が真っ白でした。
身体からも湯気が出ていて、ブルースの運動量が相当なものだということも解りました。

そしてあっという間にラストのRunning Free。
・・って、めちゃ久しぶりやなこれ!!
最後のMCでは、ブルースがビーニーを取って会場に投げ入れ。
汗でボットボトなんやろなー、あれ 笑。





んで、なぜか警官のヘルメットをかぶり直す。

なんすかそれ。

※後で読んだKerrang!に書いてあったのですが、元ネタはイギリスのコメディらしいです。


ギャース!!!!!!!!

機長かっちょいいい!!!!!!!!



濃い濃い選曲のみっちり濃厚な2時間は
当然のごとくあっという間に過ぎました。

10代の頃から長くメイデンは聴いてるけど、
実は本気出して聴き始めたり本気出してlive行き始めたのは、
私は2000年から。

だからここ10年にリリースされたアルバムは私にとって
思い入れが強いものばかりで
こうやって"The Best Of ここ10年"的なセットリストを持って来られた日にゃ
何が何でもlive観なければ!!!と思ってしまいます。

セットリストが分かったのは遠征の手配を全部済ませた後だったけど、
今回このフェスに行くことを決めて本当に良かったと思いました。

フェス全体を観ていて、または聴いていて感じたのは
他のバンドはとても聴きやすくキャッチーで覚えやすい、
初めて聴いた人でも楽しめるし盛り上がれる曲を中心にプレイしているのに対して
今回のメイデンの選曲はほとんどがどう贔屓目に見てもとっつきやすい曲とは思えない・・・。
やろうと思えば80年代の、フェス向けなとっつきやすい曲もたくさん持っているのに、
あくまで自分達が良いと信じる曲を選曲して、それを立て続けにやっちゃうあたり
相変わらずだなというか一本筋通り過ぎというかハリス先生というか大英帝国というか

・・・つまり、そんな強気なところが 好 ・ き 。

と、改めて惚れ直してしまった今回のフェスでした。



セットリスト(7.8.2010)

01. The Wicker Man
02. Ghost Of The Navigator
03. Wrathchild
04. El Dorad
05. Dance Of Death
06. The Reincarnation Of Benjamin Breeg
07. These Colours Don't Run
08. Blood Brothers (dedicated to Ronnie James Dio)
09. Wildest Dreams
10. No More Lies
11. Brave New World
12. Fear Of The Dark
13. Iron Maiden

Encore
14. The Number Of The Beast
15. Hallowed Be Thy Name
16. Running Free



すっかり満足して、超ご機嫌でさぁ帰ろうと振り向いた私達ですが、
最前列から一歩踏み出ると、いつの間にかそこは泥んこ地獄.

せめて足があまり沈まない所を選んで歩こう・・・
と思っても、まともな地面なんて少しもない!
早々に諦めて、足首まで泥に浸してバッシャバッシャ歩きました。


なぜかメイデンが終わると同時にまた豪雨。
雷様も鳴り始めてるし。
天気予報ピッタリやん!

メイデン開始と同時にカッパを捨てた人多数。
帰りがこうなるとは夢にも思わなかったろう・・・チーン。

あっちこっちで足首まで泥んこに浸かったメタラーがよたよたと歩いています。
もちろん私達も。
中には、滑って転んで全身泥コーティングされてるメタラーも。
まさしく地獄絵図 笑。
ああはなるまい・・・と肝に銘じで必死に歩きました。

駐車場の横を通り過ぎた時、一瞬我が目を疑いました。

・・・車たちが車体半分、水に浸かってる・・・・・・・・
お気の毒・・・チーン。

稲妻が美しく光る中、永遠に続くかと思われる泥ロードをひたすら歩き
ようやく地下鉄の入り口まで戻ったら、
ここも大洪水状態!

日本から遠く離れた北欧でこんな体験をするとは・・・
てか日本でもこんな目に遭ったことないよ!

こんな汚いカッコであのオシャレホテルに帰るのか・・・・・・・
果たして入らせてもらえるんだろうか、とふと不安になりました。


地下鉄に乗ってからはあっという間で、どうにかこうにか無事にホテルまで辿り着きました。
フロントで制止されることもなく、やっとお部屋に。

ああ、嬉しいーーー!

14時間ぶりぐらいに座れる!!!

早くこの泥靴を脱いで・・・・・・・・




どうしよう、このオシャレホテルに足跡付けてしまったよ(23.5cm)・・・・。




我々の足。 汚ねぇ。



この後、靴達は天寿を全うしました。


写真ではそんなに汚くは見えないけど、
一旦コペコペの泥まみれになり、その後の大雨で洗い流されただけで
実のところめっちゃ汚いはずです。
だって、簡易トイレの中身とか、牛糞とか絶対にいろいろ混じってるもん。

ありがとう靴。

あ、靴下も。

それとカッパも。





すっかり冷え切ってしまっていたのですが、
Sさんがバスタブにお湯を張ってくれました・・・・・・ありがとう・・・。
もう、結婚してください・・・笑

このお風呂のお陰ですっかり体力回復、
そしてスーパーで調達したキノコのスープとゲイシャチョコとYoggiのお陰でまたまたテンション上がり
結局4時ぐらいまで起きてました。


大変な一日でしたが、終わりよければすべて良し。
本当に楽しかった!
メイデン最高!
ブルース男前!!!


お疲れ様でした。


本日購入したTシャツ達。











さあ、寝よ寝よ。





あとは、靴なしでどうやって日本まで帰るかです。


最終日に続く。

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